プラントの定修とは何か

定修とは、定期修理の略称です。プラント、つまり工場にある設備の点検や修理を行っていきます。高所にある設備の点検や、溶接や切断を伴う修理など、その内容は多岐にわたります。専門的な技術や知識も伴うため、外部の工事業者に協力してもらうことがほとんどです。定修が行われるのは、だいたい一年に一度です。この間は、プラントを停止させて、一気に修理や点検を行っていきます。

定修には、大定修と小定修という二つの種類があり、大定修の場合は約1か月間、小定修では約1~2週間程度の期間を要します。これだけの期間、プラントを停止させてまで行うのには、理由があります。もし劣化や故障などが原因でプラントが停止してしまうことが何度も起こると、その分損失も発生してしまうからです。定修は、設備のトラブルを未然に防ぐために行われているのです。

定修の仕事内容にはどのようなものがあるか

定修では、まず設備の点検を行います。設備の内部など、稼働しているときには確認できないような場所も隅々までチェックし、安全を確認していきます。もし劣化や不具合が起こりそうな配管が見つかった場合は、設備を交換します。また、プラント設備の洗浄も行われます。日々稼働し続けている設備の中には、汚れが溜まっていることがほとんどです。時には薬品や洗浄装置などを使いながら、丁寧に取り除いていきます。さらに、改善を目的として、設備の改造が行われる場合もあります。

製造オペレーター側にも、定修に関わる仕事があります。工事の立ち会いを行い、安全に作業が進められているか確認していくのです。また、安全に作業が進められるよう、配管の中に可燃物などが残っていないか確認をする仕事もあります。

定修とは業界用語で定期修理のことを指します。工場の設備は急な故障が起こると他の部署に多大な影響を与えることがあるため、計画的に休業して点検・必要に応じて修理作業を行います。